症例3 10代の女性 M.M.さん
子供の矯正治療
過蓋咬合(非抜歯症例)
治療内容
上顎前突の症例。小学生で混合歯列だった方です。
上顎骨の前方への成長を抑制し、下顎骨の前方への成長を促進できる一次治療を先ず
実施して、骨格的な不正を改善しました。二次治療では便宜抜歯をすることなく、マ
ルチブラケット装置を装着して治療を開始。上顎前歯が下顎の前歯と接触できて調和
した側貌を獲得しました。
保険・自費診療 | 自費診療 |
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主訴 | 上顎前突 |
診断名 | 過蓋咬合を伴う上顎前突 |
主症状 | 上顎前突 |
過蓋咬合 | |
上顎の空隙歯列 | |
初診時年齢 | 12歳8ヶ月 |
治療に用いた主装置 | ヘッドギア、FKO |
マルチブラケット装置 | |
抜歯部位 | 非抜歯 |
一次治療期間 | 9ヶ月 |
二次治療期間 | 4年0ヶ月 |
保定期間 | 3年5ヶ月 |
一次治療回数 | 9回 |
二次治療回数 | 37回 |
保定治療回数 | 14回 |
一次治療費 | 36.1万円 |
二次治療費 | 58.1万円 |
保定費用 | 7.6万円 |
リスク・副作用 | 長期的な矯正装置の装着の影響等で、歯の磨き残しから生まれるむし歯、歯周疾患などのリスクがあります。 |
※上記に消費税が掛かります。 |
治療内容について
矯正歯科の目的は、歯並び、咬み合わせの改善にあります。
さらに良好な咬合の維持することで患者さんのQOL(Quality Of Life)の向上を目指します。
わたしたち矯正歯科医は、患者さんが健康で美しい外見を求めることを後押ししています。
治療費用について
当病院での矯正料金は、広島大学病院 歯科矯正歯科で治療を受けた場合に準じています。主として小学生の治療の場合は50~70万円程度、主として中学生以上の治療の場合は100~130万円程度となります。
※価格は全て税別となります。
矯正歯科治療時のリスク・副作用について
矯正治療のリスク・副作用には、むし歯・歯周疾患、歯根吸収、口内炎などがあります。
矯正歯科治療を進めていくためには、患者様のご協力と治療に関する知識を学んでいただくことが大切です。
患者様のご協力と理解が、良い治療結果を生むことになりますので、体の治療と同じようにリスクや限界があることを認識しておいてください。