

症例1 20代の女性 N.M.さん
顎変形症の矯正治療
下顎前突(外科手術を併用、抜歯症例)
治療内容
骨格性下顎前突の症例。成人で永久歯列の方です。
左右側の上顎第二小臼歯を便宜抜歯した後にマルチブラケット装置を装着して治療を
開始。その後に、下顎後退させる外科手術を実施して骨格的な不正を改善して、緊密
な咬合と調和した側貌を獲得しました。
保険・自費診療 | 保険診療 |
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主訴 | 下顎前突、叢生 |
診断名 | 骨格性下顎前突 |
主症状 | 上顎前歯の反対咬合 |
6┴6が捻転し、口蓋側転位 | |
初診時年齢 | 19歳2ヶ月 |
治療に用いた主装置 | マルチブラケット装置 |
下顎後退移動術 | |
抜歯部位 | 5┴5 |
一次治療期間 | なし |
二次治療期間 | 2年 |
保定期間 | 4年4ヶ月 |
一次治療回数 | なし |
二次治療回数 | 31回 |
保定治療回数 | 21回 |
一次治療費 | なし |
二次治療費 | 26.5万円(#1) |
保定費用 | 5.3万円 |
リスク・副作用 | 全身麻酔下での外科矯正治療を行います。 長期的な矯正装置の装着によって、歯の磨き残しから生まれるむし歯などのリスクがあります。 |
(#1)別に外科手術費用あり | |
(#2)上記に消費税が掛かる |
治療内容について
矯正歯科の目的は、歯並び、咬み合わせの改善にあります。
さらに良好な咬合の維持することで患者さんのQOL(Quality Of Life)の向上を目指します。
わたしたち矯正歯科医は、患者さんが健康で美しい外見を求めることを後押ししています。
治療費用について
当病院での矯正料金は、広島大学病院 歯科矯正歯科で治療を受けた場合に準じています。主として小学生の治療の場合は50~70万円程度、主として中学生以上の治療の場合は100~130万円程度となります。※価格は全て税別となります。
矯正歯科治療時のリスク・副作用について
矯正治療のリスク・副作用には、むし歯・歯周疾患、歯根吸収、口内炎などがあります。
矯正歯科治療を進めていくためには、患者様のご協力と治療に関する知識を学んでいただくことが大切です。
患者様のご協力と理解が、良い治療結果を生むことになりますので、体の治療と同じようにリスクや限界があることを認識しておいてください。